ARecX6でOneSeg24
ARecX6というワンセグを6 ch分全録するハードウェアで遊んでいたり。公式サイトは閉鎖されたようで、普通の使い方をするのは難しくなっているよう。まあ、元々のファームウェアのまま録画データのvpp形式をts形式に変換(vpp2ts)して、適当なプレーヤーで再生することもできるけど、変換の時点で普通の使い方ではなし。
こいつはOpenRD-BaseにSianoのワンセグチューナー(世代としてはNice)をUSB接続したハードウェア構成になっているので、任意のLinuxディストリビューションで扱うことができる(元々のファームウェアもRedhat系だったらしい)。
自分の例だとU-BootでHDDからDebianを動かして、firmware-sianoパッケージを入れてDVBデバイスとして動かしてやる。ただ、そのままだとDVB用のファームウェアがロードされてしまうので、/lib/firmware/isdbt_nova_12mhz_b0.inpを/lib/firmware/dvb_nova_12mhz_b0.inpにシンボリックリンクを張り、ISDB-T用のファームウェアがロードされるようにする。(この辺りは普通にDebian機にSiano Nova B/Niceなチューナーを入れるのと同じ)
このようにしてDVBデバイスとして認識してしまえば、後は煮るなり焼くなり。dvbstreamとOneSeg24を入れればワンセグ全録サーバーの出来上がりである。