富士通の親指シフトキーボード終了

 ええ!? と絶叫しましたさ。

 ただいま打っているキーボードは富士通のFMV-KB211。現代ならキーボードエミュレーターがあるし、市販品ならポメラとかあるので打てなくなる事態はないけど。でも予備にもう1枚FMV-KB211が欲しいかも(なければFMV-KB631かぁ……)。

 自分は以前に書いたとおり日本語入力は親指シフト入力で、キーボードでのローマ字入力は極めて遅くてはっきり効率が悪くなる。携帯電話に至ってはポケベル入力していたので、今時のフリック入力は全く慣れず手書き入力(Windows Mobileとか……)の方が早いくらい。

 皆さんローマ字入力だけど、JIS X 4063:2000という廃止規格はあっても、lで拗促音を入力してみたり、qで「。」を入力してみたり(OAKだ)といった方言で引っかかったりする。そもそもこいつら訓令式でもヘボン式でもない変態ローマ字(99式モドキ)なのに、何でこんな入力になってしまったんでしょうかね。

 ローマ字入力の利点はアルファベッドの入力にも役立つというけど、旧JISキーボードと101キーボードでは同じQWERTYと言っても配置が細かく異なっているし、仏語とかになってしまうと派手に変わるから、半分冗談としか思えず。そもそも普通の日本人が英語、コマンドでもプログラムでもいいけど、アルファベッドをバリバリ入力するなんてかなり疑問だったり。

 日本語キーボードの代表的な配列と言うと、旧JIS以外は実際に販売されていた親指シフト、新JIS、TRON、M式でしょうかね。TRONとM式は標準だと物理形状が大きく異なるので導入が厳しいでしょうね(M型のような簡易版もあるけど)。親指シフトは比較的導入しやすいけど、自分用のPCで大量の文章を打つような人にしか私はおすすめできない。

 結論を言えば、直ちに困ることはないけど寂しい。

 夕方、首都圏と北海道の緊急事態宣言は今日も明けず……。